2018/08/23 20:04
今年は夏に浴衣を着ましたか?
夏になると着たくなる浴衣、うまく着こなしてこそ
美人への第一歩です。
ここでは、浴衣の着崩れを直す方やり方、浴衣美人になる方法をお教えします!
●襟元
<着崩れサイン>
帯の上の生地がたわんでいたり、胸元の肌が見えていたりしたら着崩れの印です。
「襟は少しくらい乱れていた方が色っぽいんじゃ……」というのは全くの大間違い。
だらしなく見えるだけなので気を付けましょう。
<直し方>
帯下の生地(おはしょりの部分)を持って、下に引っ張ります。
反対側の襟は、左側の身八つ口(脇の下にある小さな穴)から手を入れて、
帯に押し込みましょう。
襟元が整ったら、おはしょりを下に引っ張って、帯上のたわみをなくします。
●背中
<着崩れサイン>
前に屈む動作をしていると、背中の帯上の生地もたわんできます。
これでは和服の魅力である「すっとした背筋」が台なしになってしまいます。
<直し方>
先ほどの前身頃と同様に、おはしょりの上側の生地を帯下から引っ張ってあげると、
あっという間にすっきりします。
ちなみに、後ろ襟の抜け感の調節も同じくここでできます。
大体こぶし1つ分が目安!
●お尻の部分
<着崩れサイン>
座ったり立ったりを繰り返すうち、生地が下に下にとずれていき、
立った時にたるんでしまうこともよくあります。
後ろ姿がすっきりしていないのは、ちょっとがっかりですよね。
<直し方>
おはしょりをめくると腰紐があるので、その上に生地を引っ張ってたるみをなくします。その後でおはしょりと帯を整えるのもお忘れなく。
自分でやるのが難しいようだったら、友だちに見てもらうのもいいかもしれません。
●裾
<着崩れサイン>
慣れない浴衣で歩き回るうちに、裾が乱れてきてしまうこともあるかもしれません。
裾が開いてくるのは、着付けの段階で腰紐のしばり方が緩かったことが原因であることも多いので、ここでは応急処置の仕方を紹介します。
<直し方>
前身頃のおはしょりをめくって、腰紐の上に生地を引っ張り上げます。
このようにすると、ひとまず見た目は整います。
これでもはだけてしまう場合や、帰るまでにまだ時間がある時などは、
化粧室などで一度腰紐を解いて締め直す方がいいかもしれません。
○浴衣美人とは
浴衣美人になるための3つのカギは
・背筋をすっと伸ばす
・歩くときは小さな歩幅で
・手を伸ばすときには、もう一方の手でたもとを押さえる
浴衣は普段見せられない自分を見せられるチャンスです☆
ぜひこの機会を活かしてみてくださいね!
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