2018/08/08 18:45
来週にはお盆休みに入る方も多いのではないでしょうか?
日本人としてお盆の礼儀作法を知っていないと恥ずかしいですよね。
美人の近道は礼儀作法からです!
お盆に入る前に礼儀作法を確認しましょう。
そもそもお盆とはなんでしょうか。
簡単に言うと、年に一度ご先祖様を自宅へお迎えして、家族や親族と一緒に過ごして供養する期間を「お盆」と言います。
お盆の行事としては精霊流しや灯籠流し、五山の送り火などが有名です。
8月にお盆休みがあるので、なんとなく休みの時期がお盆だと思ってしまいがちですが、実はお盆の時期は地域によって違いがあります。
東京や一部地域は新のお盆である7月13~16日、そのほかの地域では旧のお盆(月遅れのお盆)の8月13~16日に迎えることが多いです。
また、よく野菜でつくられた動物を見かけると思いますが、それは「精霊馬」といい、ご先祖様が移動で使われるとされます。
キュウリは馬を表し、早くあの世からこちらに来られるように足の速い馬に、
逆にナスは牛を表し、たくさんのお供え物を積んでゆっくりとあの世へ戻られるように、といった意味が込められています。
お盆といえば思い浮かぶのが「お墓参り」だと思います。
お墓参りにマナーや作法はあるのでしょうか?
まず、”服装“について
特に決まった服装はありません。法要の場合を除いて、普段着でお参りをしても大丈夫です。
次に“時間”について
お参りをするのに決まった時間はありません。
しかし、お盆の時期になると変わってきます。
お盆では、迎え火でご先祖様を自宅位お迎えして、送り火でご先祖様を送り出します。
そのため、ご先祖様を自宅にお招きするわけですから、少しでも長く一緒に過ごしていただけるように、
迎え火は午前中に、送り火は午後に行われることが多くなっているようです。
最後に、“作法・マナー”について
お寺、または霊園などについたら、まずはお墓の掃除です。
この際に最も気をつけたいことは「お墓に水をかける」行為です。
これは、ご先祖様に「冷や水を浴びせる」行為になるのでよくないと言われているため、お気を付けください!
ここまでいろいろ言ってきましたが、ご先祖様を敬う気持ち、感謝の気持ちを持つことが大切です。
きちんと知って恥ずかしくないお盆を迎えましょう。
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