Cosme Bldg | オリジナルコスメネットショップ

2018/08/01 20:14

 


前回の話の一部で、江戸時代になるとレジャーが盛んになってきた話をしたので、

今回は江戸時代に女性たちが夏にどのような娯楽に興じていたかを取り上げます。

 

<釣り>

錦絵にもたくさん残っているのですが、女性に船釣りが人気でした。

現代でいうところの釣りガールにあたるのでしょうか。

江戸の前期には武士の嗜みとして人気がありました。

釣り自体が時間はたくさんあるけれど、お金があまりない人が多い江戸時代の人々にとって最適な趣味だったと言えます

 

船釣り以外にも、小川でのめだか掬いの様子も錦絵に残っています。

網を使って捕まえた後、風鈴のようなガラスの容器にめだかを入れて楽しむ様子が見られます。

 

<旅行>

江戸の女性だと、近くは江の島、遠くは善光寺や伊勢への旅行が人気がありました。

伊勢神宮への旅行は特に人気で、伊勢にお参りしたら病気が治った、

伊勢でお祓いをしてもらったりお札が降ったりしたのが契機で思わぬ幸運に恵まれた、

など、口から口へと伝わり、われもわれもと旅へ出るようになりました。

 

旅装束は手甲脚絆をつけて杖を持ち、足元は草鞋ではなくて草履に紐をつけて歩きました。

さらに、着物の上から埃よけとして浴衣を羽織っていました。この浴衣は、わざと年よりくさい柄を選んでいました。

というのも街道沿いは治安が良かったとはいえかわいいものを着ていると男性に絡まれやすかったからだそうです。

 

<花火>

夏のレジャーで忘れてはならないのが花火見物です。

現代だと女性は浴衣を着て楽しむ人が増えていますが、

浴衣が庶民の夏の普段着として広まったのは江戸時代のことでした。

もともと浴衣は白地が一般的でしたが、新し物好きが多い江戸の人々によって、

鮮やかな紺色の絞りや縞柄が流行っていきました。

 

花火大会といえばさまざまな色合いの光が丸く開く姿を思い浮かべると思いますが、

このような形の花火が見られるようになったのは、明治時代に入ってからのことでした。

江戸時代の花火は流星にたとえられ、紅い光が流れ星のように夜空を染めるものだったようですよ。

 

 

現代の娯楽の基礎が江戸時代に出来上がりつつあったことが見られましたね。

 

 

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